d-value 診断の価値を追及する エイテック株式会社

突発事故を許さない!「画期的な設備機器予知診断」を実現


 
 
高調波について


 


   
  
  

 
 診断実施例(5−3)

 ■不良判定部位:負荷側軸受損傷・異物付着

 ■診断結果 
 大型スリッター機のフィルム巻き出しモータ(インバータ制御中)を診断したところ、負荷部の軸受損傷
 異物付着がB2 (0.124)と他の負荷部位より数値的にも高い判定であった為、分解整備する事と
 なった。内部を確認したところ以下 の通りであった。また負荷側の影響を受けインバータのドライブ
 基板もB 2(1.06)と高くオーバーロード状態であった。




 
巻き出し用モータ(18.5KW) 軸受損傷


 
(グリス抜け・球摩耗)油脂粉塵付着
 


 
負荷部                     
 


  
リテナー破損・変形 

 【整備前】                              【整備後】

【負荷側】

結 果

数  値






結 果

 数  値

カップリング、軸アンバランス

0.114

0.105

軸受損傷、異物付着

B2

0.124

B1

0.105

回転軸異常、バルブ摩耗

B2

0.117

B2

0.125

歯車・ベルト系損傷

B1

0.100

B1

0.101

【インバータ部】

結 果

数  値


結 果

 数  値

ドライブ基板

B2

1.06

B1

0.892