d-value 診断の価値を追及する エイテック株式会社

突発事故を許さない!「画期的な設備機器予知診断」を実現


 
 
高調波について


 


   
  
  

 
 診断実施例2−8

 昨年9月に11KW冷温水ポンプをKS−1000で診断したところ巻線にC(0.619)判定、
 電流診断 B2判定、負 荷モード: 低位モードと悪い判定が出た為、開放点検した
 ところ報告書内容と一致していた。

モータ部

結果

判 定

コメント

回転軸・軸受・据付け

  0.185

巻線の不平衡過熱により、熱振動が大きく

相間/層間絶縁劣化の兆候あり。軸受もその影響を受けグリス切れが起り易くなっている。時期を見て整備が必要。

巻線の絶縁(相間)

C

  0.619

軸受・ハウジング損傷

  0.151

エアギャップ不均一

  0.225

負荷部

【負荷モード 低位モード】

電力バランスが悪く、配管系を含め流体損失の多い状況です。インバーターの設置等も検討が必要。

カップリング、軸アンバランス

  0.0125

軸受損傷・異物付着

  0.0095

回転軸異常・バルブ磨耗

B2

  0.0103

歯車・ベルト損傷

B1

  0.0096


  
 目視では異常は確認できなかったが、
 絶縁抵抗値を測定した結果、1MΩであった。


    
 グリスが析出、変色していた。 



 ハウジングが磨耗していた



 磨耗及びガタツキがあった。
  
 
 グリスの析出、ハウジングの磨耗・軸受のフレーキングによりベアリングから異常音が発生していた。